NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

ヒューズ交換

意外と知らないバイクのヒューズについて

意外と知られていませんが、バイクにもヒューズのパーツがあります。
ご家庭で電気系統を司っているヒューズと同じで、バイクのヒューズもバイクの電気回路を調整しており、強すぎる電気が通ると飛びますので注意が必要です。

ご家庭のヒューズと違って、バイクのヒューズは一度飛んでしまったら直す事はできません。
ヒューズ交換をしない限りバイクのエンジンすらかかりませんので、ヒューズを誤って飛ばしてしまったら修理や交換をしましょう。
ある程度構造を理解していれば自分でもメンテナンスができますので、ヒューズを飛ばしてしまったら自分で交換するのも1つの手です。

ただ、バイクのヒューズが飛ぶ原因は電気の使い過ぎだけではなく、配線がどこかで切れてしまっているなど、バイク本体に致命的な原因がある場合も。
その場合新しいヒューズに交換してもまたすぐにショートしてしまうため、根本的な原因が分からない場合は一度プロに修理依頼をした方が安心です。

ヒューズを交換する方法やタイミング

ヒューズを交換するためにはまず、フロントシートを外してヒューズボックスのカバーを開けます。
どのヒューズが切れているか見た目でわかるようであれば、そのヒューズだけを指で引き抜いて、新しいヒューズに交換しましょう。
ヒューズボックスの蓋の部分にそれぞれのヒューズの役割が書かれていることが多いため、その部分を見ればバイクがどうして動かないのか分かることもあります。

ヒューズがそもそも切れているかどうかを確認するためには、ヒューズの内部を見るのがポイントです。
ヒューズが飛ぶなど異常事態が起きている場合、ヒューズの内部の線が繋がって居らず切れていますので一目瞭然です。
他にも、ヒューズが黒焦げているなど他のヒューズと違って明らかな違いがあれば、そのヒューズを交換しましょう。

ヒューズ交換時の注意点

バイクのヒューズは一見どれも同じように見えますが、バイクによって取り付けられているサイズが異なります。
サイズが違うヒューズを買ってしまうと交換時にヒューズボックスに設置出来ませんので、正しいサイズのヒューズを選びましょう。

また、ヒューズが飛ぶことは滅多にありませんので、ヒューズが飛ぶこと自体が異常事態です。
ある程度メンテナンスに詳しい方であれば自分で交換しても問題ありませんが、そもそもの根本原因を直さないとヒューズを新しくしてもまた飛んでしまう可能性があります。
ヒューズの交換そのものは難しいことではありませんが、根本的な原因を探すとなると大変ですので、分からない場合は2千円前後の工賃を支払って無理せずプロに依頼しましょう。