サーキットの運営者としてうれしいことの1つに、常連さんたちとの交流があります。
皆さん仕事などで忙しい中、時間を取って来て下さいますので、顔を拝見できるだけでもうれしいのですが、走行前後にいろいろな会話をすることができるとその楽しさも倍増します。
バイクに対する熱い思いを交換することができるのも楽しいですし、自分が知らなかった新しい情報などを手に入れられることもあります。
それぞれのバイクの楽しみ方を知る
バイクと長年連れ添ってこられた常連さん達の中には、新たなバイクの楽しみを見つけるのが上手な方がいらっしゃいます。
たとえば、ヘッドカメラなどをヘルメットやバイクに装着して走行の様子を撮影される方が多くなって来ました。
自身の走行を撮影して、仲間と共有することで楽しみが増しますし、後から自分の走行を振り返って楽しんだり、ドライブ技術を向上させたりするのにも役立てることができます。
仲間と集まって走行会やレースを開催する時にも、ヘッドカメラでの撮影をすることで、レースの緊迫した様子を感じることができますし、後からコース攻略の反省点を見つけることができるとあって、イベントで集まった常連さんの中にも次第にカメラ使用者が増えてきている状態です。
この小型カメラは技術の進歩によって、いろいろな種類がでていますので、このサイトでも種類別の楽しみ方や、効果的な使い方を紹介しています。
また、撮った動画をどのように活用して楽しめるかも実際の例を織り交ぜながら紹介していますので、さらなる楽しみを発見するお手伝いができればと思います。
サーキットでの事故事案を振り返る
一般道では決して経験できない、緊迫感やスピード感などを楽しめるのがサーキット走行の魅力です。
自分のドライブ技術とマシンの性能の限界にいかに近づくかということが、サーキットの命題でもありますので、ギリギリのせめぎ合いにどうしてもなります。
しかし、こうした挑戦は事故につながる可能性も秘めていますので、安全性と挑戦の境目を上手に見分けるのが事故なく走行するポイントとなります。
とはいえ、どうしても転倒事故は起こってしまうものですので、そのケースを振り返って、どうすれば安全性に注意しながら楽しめるか、万が一事故に遭ってしまった時はどうすれば良いか、といった点をこのサイトでも紹介しています。
サーキット運営者としても、お客様がより安全に走行していただけるように、それでいてスピード感ある走行を楽しんでいただけるように工夫をしていきたいと思います。
このように、常連さんたちとの触れ合いによっていろいろなうれしい発見や、考えさせられることに出会うことができています。
引き続きお客様との交流を大事にして、楽しいサーキット運営を心がけていきたいと思います。