NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

スイッチボックスのメンテナンス方法

スイッチボックスのメンテナンスを忘れずに

普段触れる機会が多いバイクのスイッチボックスですが、一度もメンテナンスをしたことが無いというライダーも少なくありません。
ヘッドライトスイッチやウィンカー、セルにキルスイッチなど普段から使うスイッチがほとんどなので、ある日突然不具合が出てこないように定期的にチェックしましょう。
スイッチボックスのメンテナンスやチェック方法をご説明します。

スイッチボックスのメンテナンスについて

スイッチボックスは分解をしてメンテナンスをする方法と、分解せずに表面からメンテナンスする方法があります。
気軽にメンテナンスをするのであればまずは表面のメンテナンスから行いましょう。

表面からメンテナンスをする際には、スイッチボックス周りのゴミや汚れを落としていきます。
綿棒を使って細かい汚れを取り除いたり、ウエスで大まかな汚れを取り除くだけでも効果があります。
スイッチが固い場合はグリスを使って滑りを良くするだけでも固さを軽減できるでしょう。

本格的にメンテナンスをする場合はスイッチボックスを分解します。
それぞれのスイッチを繋いでいる配線を辿って外したら、ハンドル固定のネジを外し、配線の付いているスイッチボックスをそのまま外して、本体を固定しているネジを外して下さい。
スイッチボックス内部の汚れは綿棒やウエスでふき取る他、チョークワイヤーにオイルを指したり、樹脂部分にシリコンスプレーを使って滑りを良くするのもおすすめです。

内部をしっかりクリーニングしたら元通りに戻します。
配線を誤って切ってしまわないように注意するのはもちろん、ネジで固定するときに別のパーツのネジをつけないように、きちんと管理する事がポイントです。

スイッチボックスメンテナンスは表からでも充分

本格的の汚れてしまったとなると分解してクリーニングする必要がありますが、普段からこまめに掃除していればスイッチボックスは表面からの清掃でも充分です。
ウエスで表面を日頃からキレイにしておくことはもちろん、細かいホコリや汚れが内部に蓄積しないように綿棒などを使ってこまめに掃除するようにしましょう。

またスイッチボックスに使われているネジは小さなネジが多いので、分解して掃除する際にはネジを紛失しないように気を付けましょう。
稀にスイッチボックスの内部に小さなネジを落としてしまい気が付かず、そのままネジを紛失してしまったという方もいますので注意が必要です。
ネジを紛失しないように管理する事はもちろん、メンテナンスが終わったら配線をきちんと繋げているかどうかを確認して、それぞれのスイッチがきちんと動作するかどうかも確認して下さい。