NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

ヤエーってやってる?

ヤエーをやりますか?

ライダーであれば、ヤエーをする人もいるでしょう。
すれ違った時に行うサインのことです。
しかしこのヤエー、いろいろなライダーと話をしてみるとする人としない人にけっこうはっきりと分かれるようです。

SNSなどのインターネットなどの意見を見てみると、むしろヤエーに対して否定的な人の方が多いのではないかという印象もあります。
ヤエーは今行うべきなのかどうか、定期的にツーリングする人なら気になるところでしょう。

2ちゃんねるがルーツ?

ヤエーについて簡単に解説すると、ライダー同士がすれ違った時にピースサインを送る表現方法。
ライダー同士の挨拶という意味で使われます。

ヤエーが普及したのは、2ちゃんねるといわれているようです。
掲示板の中で「ピースしようぜ!」というスレがあるのですが、イエイを意味する「Yeah!」をある投稿者がスペルミスして「Yaeh!」と渡航したのがきっかえだそうです。
そこから「ヤエー!」が一種流行語のようになって、ライダー同士で広く知られるようになった模様です。

だいたいヤエーが出現したのは2003年くらいのことです。
ですから中高年ではなく、比較的若いライダーの間でまずは広まっていきました。

ヤエーをした方がいい?

別にヤエーはライダーの義務ではありません。
向こうからヤエーをやられても、必ずしも返す必要はないです。
しかし個人的にはやったほうがいいという考えからです。

ネット上でヤエーの意味についていろいろといわれています。
その中で多くの人が共有しているのは、「ツーリングの安全を祈願」とか「それぞれツーリングを楽しもう」というポジティブな意味合いが込められています。
挨拶されたら挨拶を返したほうが、自分自身も気持ちいいでしょう。
簡単にできることなので、お互い気分を害さない意味でもやって損することはないでしょう。

広く知られる挨拶

ヤエーはライダーの間ではけっこう広く知られています。
最初は2ちゃんねるだったのですが、いまではSNSや動画サイトで一気に拡散されています。
例えば自分がツーリングしている模様を動画で撮影し、ヤエーをしている模様を収録して動画サイトにアップロードしている人も少なくありません。

最近ではGoProのような体に装着できるカメラも出てきているので、運転している模様を収録できます。
またヘッドインカムを装着すれば、ツーリングしているときの自分の音声も録音可能です。
これらを駆使すれば、ヤエーをやっている模様を簡単に収録できるわけです。

ネットで拡散されているので、ライダーの間でも更に広く知られるようになりました。
もしかすると次世代のライダー間のコミュニケーションツールになる可能性もあるでしょう。