NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

マットカラーって維持が大変そう

ワックスやコーティング剤に注意が必要

マットカラーに愛車を変更したいと思っている人もいるでしょう。
ピカピカ輝いているものがいいとする主流の価値観に対する反発という意味合いもあるでしょう。
マットカラーのバイクをメンテナンスする際には、アイテム選びに慎重になるべきです。

なぜ艶がなくなるかというと、表面に微細な凹凸を作り出すからです。
これで光を乱反射させることでピカピカした質感をなくしていきます。

ところが市販されているメンテナンスグッズの多くは、つや出し効果のあるものが多いです。
凹凸をなくしてしまうようなワックスやコーティング剤を使用するのは控えないといけません。
でないと、中途半端に艶が出てしまって煮え切らない色合いになってしまう恐れがあります。

屋内での保管が基本

マットカラーのオートバイを保管する際には、ガレージは必須と思ったほうがいいです。
もし屋外だと、雨風にさらされる恐れが高いです。
その結果、せっかくのきれいなマットカラーも汚れてしまう恐れがあります。

また凹凸部分をちりやほこりなどで埋めてしまう可能性もあります。
それでマット感が失われることもあり得るので、屋内での管理を心がけましょう。
もしどうしても屋外でというのであればカバーをかぶせたり、撥水性のあるコーティング剤を使用したりの対策が必要です。

こまめに塗り替える方法も

いろいろな条件で屋内でオートバイの保管が厳しいという人もいるでしょう。
その場合にはお手入れをあえて行わないという選択肢もあります。
水洗いくらいで表面に付着したごみを飛ばすだけです。

こうなると、どうしても表面の劣化具合も屋内で保管しているときと比較して、どうしても早まります。
その際には、すぐにはがして新しく塗り替えてしまいましょう。

もしかするとガレージを新規で準備するのと比較して、そのたびに塗り替える方がコストも安く済むかもしれません。
やや面倒になるかもしれませんが、状況によっては選択肢の一つになるでしょう。

変に手をかけすぎないのも一つの考え方

マットカラーを導入している人の中には、変に手をかけすぎないというアプローチをしている方もいます。
要するに時間の経過とともに変化しているマットカラーの感じを、ありのままに受け入れるという価値観です。
別に一般のオートバイのマットカラー仕様であれば、その方な自然と考える人もいます。

この場合メンテナンスにもそんなにお金をかけません。
定期的にノンコンパウンドのシャンプーを使ってきれいにする程度です。
専用のシャンプーが手元になければ、キッチン用の中性洗剤で洗っている人もいます。
このようにマットカラーのメンテナンスは、自分の思いやレベルに合ったもので気軽に進めたほうがいいです。