NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

水温計の交換方法

エンジンを冷やす為に大切な水温計

バイクに限らず車にはエンジンがついています。
エンジンは走ると当然熱を帯びますので、そのまま熱せられるとオーバーヒートしてしまいます。
そうならないためにエンジンにはエンジンを冷やす為の冷却水が設置されているのですが、冷却水に何らかのトラブルがあると異常な温度になってしまって、いざと言う時に冷却が出来ない事も。

そうならないためにも冷却水は定期的に温度を測っておく必要があります。
大抵のバイクには冷却水の温度を測る水温計がついていますので、水温計をチェックして冷却水の温度を確認しましょう。

ただしバイクによっては水温計がそもそも取り付けられていなかったり、水温計が壊れていて正しい温度を測れない場合があります。
万が一の時に備えて、水温計はきちんとした状態で取り付けておきましょう。

交換方法は?

水温計はバイクショップで購入が出来ますので、自分のバイクに合わせた水温計を用意します。
水温計に温度センサー、六角レンチに水温計用のステーがあれば自分で取り付け交換が可能です。
水温計をメンテナンスする前にはまずエンジンをしっかりと冷ます必要がありますので、メンテナンス前にはエンジンを稼働させないようにして下さい。

水温計を取り付ける際にはまず、ウォーター・テンパラチャセンサーを取り外します。
こちらはサーモスタッドが入っている六角ネジを取り外せば外せますので、六角レンチを使って作業をしましょう。

部品を外した後は温度センサーとコネクタを取り付けて、配線を整えた後に、水温計を運転の邪魔にならない場所に取り付けて完成です。
ただし、コネクタの取り付けは電池式の場合は必要ありませんので飛ばして下さい。

水温計取り付け時の注意点

水温計はメンテナンスを初めてする方でも簡単に取り付け交換ができます。
ただし配線関係は正しく取り付けをしないとバイクの故障に繋がりますので、説明書を読んで丁寧に取り付けをしましょう。
配線の取り付け時はメインヒューズを抜いたり、バッテリーのマイナス端子を外して置くと安全です。

また、エンジンが冷めていないうちに作業をすると火傷をする可能性が大です。
誤って大やけどをすることが無いように、作業はしっかりエンジンが冷めていることを確認してから行います。
一度エンジンをかけてしまったら、3時間前後は放置しておいた方が良いでしょう。

取り付け方が分からない、説明書が入っていないパーツを買ってしまったという場合、バイクショップなどでも取り付け交換はしてもらえます。
やみくもに自分でメンテナンスをした結果大事故に繋がる事が無いように、分からない場合はプロに相談するのがおすすめです。