シフトワークが上手い常連さんの話
バイクの楽しみの1つだと思うのがギアチェンジですが、シフトワークがスムーズにいくとそれだけで心地良いですよね。
私自身もバイク乗りですからシフトワークをスムーズにできるように日々色々な工夫をしています。
たまにシフトワークが上手くいかない時もあるので練習不足を痛感していますが、それはそれでバイクならではの楽しみです。
この前久しぶりにお会いした常連さんのライディングを眺めていたのですが、シフトワークがとにかくお上手で感動！
ギアチェンジがとにかくスムーズでいつシフトワークをしたのか見逃すときもある程で、神業と言っても過言では無いほどでした。
サーキットでは特にスピードを出すときのシフトワークがスムーズであればあるほど加速力もアップしますから、その方はライディング自体もとにかく美しいんです。
シフトワークが上手くなると走りへのストレスが無くなりますから、バイクへの負担を減らしたいライダーにもぴったり。
シフトワークとは？
シフトワークはギアチェンジをする一連の流れのことで、ローからセカンド、セカンドからサード、サードからセカンドとギアのアップダウンをする動きのことです。
アクセル操作からクラッチ操作にギアペダル操作まで、ギアチェンジをするための一連の動きを指しますので、どれか1つがかけても上手くいきません。
またシフトワークは適切なタイミングで行うことも大切です。
エンジンの回転数に合わせてギアチェンジをすることでバイクへの負担を少なくシフトワークにストレスがかかりません。
サーキットではシフトワークのスピードが本体のスピードに繋がります。
シフトワークのポイントは？
シフトワークを上手くするためにはエンジンの回転数にあわせたタイミングでギアチェンジをするのがポイントです。
回転数が少なすぎても多すぎてもギアチェンジは上手くいきませんので、安定したライディングをするためにもギアチェンジのタイミングが重要になります。
慣れればエンジン音やスピードの感覚でタイミングがわかりますが、タコメーターや速度計をチェックしながらスピードに合わせてギアチェンジをしましょう。
サーキットの場合はクラッチを使わないでギアをシフトアップさせる、ノンクラッチシフトアップを使うのもおすすめです。
常連さんはこちらの方法を使っていたのですが、スロットルを閉じるのと合わせてシフトペダルをかき上げると、クラッチレバーを引かずにギアチェンジができます。
こちらもタイミングがかなり大切で、ペダル操作が少しでも送れるとギアが入りませんので、スピードを落とさずに素早いタイミングでギアチェンジすると良いでしょう。