NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

休みの日は洗車かな~前編~

バイクを愛しているなら、自分の愛車をいつでもキレイに美しく、というのは常識でしょう。
休みの日となれば、ついついバイクを出して洗車に時間をかけてしまうようになります。
やはりキレイな愛車に乗って走るのは気持ちがいいものですから、常に洗車の時間を取りピカピカにしておきたいものです。

洗車にはいくつかのコツがある

誰でも簡単にできる洗車ですが、実は意外と奥が深いものでいくつものコツや注意点があります。
どうせ洗車するなら、より美しくバイクに優しい方法を覚えて実践したいものです。
こうしたコツを覚えてしまえば、さらに効率的に洗えるようにもなりますので、一回しっかりと洗車情報を確認してみると良いでしょう。

まずは基本とも言える、洗車日和の定義を知ることです。
カラッと晴れると洗車日和だと感じる方もいるかもしれませんが、日差しが強く気温が高い日というのは、実はあまり洗車には向いていないのです。
強い直射日光にさらされると、水滴がレンズ効果を生み出し塗装を部分的に痛めてしまうことがありますし、気温が高くて水分やワックスがすぐに蒸発してしまうようだと、水のシミが残ってしまいますし、ワックスがかたくなって作業が難しくなってしまうからです。

そこで、少し風のある曇りの日が洗車には最高の天気だと言えます。
木陰やガレージの中で洗車するのも良いでしょう。

洗剤を上手に使って洗車上手になる

洗車するときには洗剤の存在が欠かせませんが、ここにもいくつかのコツがあります。
まず、当たり前かもしれませんが、使用説明を良く読んで希釈率を守るということです。
ついつい面倒臭くなってしまって適当に希釈をしてしまうことがありますが、弱いとなかなか油汚れが落ちてくれませんし、希釈が強いと塗装やプラスチック部分を傷めてしまうことになりかねません。

そして、ホースで高圧の水を出したりかき混ぜたりして、泡をしっかりと立てることです。
バイクの塗装面は意外と傷つきやすいものですので、泡がなくてスポンジでごしごしこすると細かい傷が表面に付いてしまいますので、これを怠らないようにしましょう。
時間が経って泡がなくなってきたら、高圧の水を使って泡立てるなどしていつでも泡を使って洗えるようにしておくのが肝心です。

ちょっとした工夫で隅々まできれいに

バイクは意外と細かい部品が多いので、大きなスポンジだと手が届かないところも多いものです。
そのため、スポンジの他に歯ブラシを用意して、部品周りなどを優しくこすると良いでしょう。
また、軍手をして手で泡を作り、指の部分でなでるように洗ってあげるというのも良いでしょう。

このように、簡単なことですがちょっとした工夫をすることで、しっかりと隅々まで洗車することができるのです。