NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

重大事故に繋がる路面凍結に要注意

路面凍結による事故は頻発している

路面凍結している道路は、スノータイヤを履いているバイク、自動車であっても横滑りの危険性があるので注意してください。

スノータイヤは雪をかき分けて走行する性能を意味しているため、どのような悪路であっても走破できるような性能はありません。
そのためスノータイヤを履いてバイク、自動車を走行させている人の中には、「スノータイヤの性能を過信して事故を起こしてしまう人」もいるのです。

補足となりますが、路面凍結による事故件数は増えています。
過去に比べて高性能なタイヤが増えており、また、バイク、自動車には自動走行をサポートするシステムさえも付与されているため、こちらの性能に甘えて事故を起こす人もいるのです。

しかも今では、「日本でも大寒波が目立つ」ようになってきました。
これは限られた地域の話ではなく、今までであれば大寒波の問題が起きない、路面凍結が起きない地域でも問題が起きています。

大寒波の厄介なところは、通常とは違った「ノロノロ運転を強いられる」ところにあります。
実際に路面凍結、もしくは大寒波の影響で事故を起こしている人の多くは、トラック運転手ではなく、一般的なバイク、自動車を運転している人が中心となって起きているのです。

冷静な判断力が試される

路面凍結による事故の共通点ですが、主に都会、郊外などで路面凍結の事故が頻発している状況です。

このような事故が起きてしまう原因は、「スノータイヤを履く習慣が無い」ために起きています。
地方に住んでいる人の多くは、10~11月にかけてスノータイヤの交換を自分で行っている人が多く、自動車にスノータイヤ、スペアになるタイヤを搭載しているケースも少なくありません。

ですが、都会、郊外で生活している人の多くは、近くにガソリンスタンドがあるため、油断したまま生活していることが多いのです。
「近くでタイヤ交換できる・・・」、このような考えを持っている土地の多くは、今では、路面凍結による事故に悩まされることが増えています。

そもそも路面凍結は、水たまりなどでも発生するのですが、バイク、自動車に乗っている時では、路面凍結しているポイントの把握が難しいです。
そのためニュースを見て路面凍結が目立つような時期では、あえてバイク、自動車に乗らないのも賢明でしょう。

もし路面凍結の悩みを抱えていても、バイク、自動車に乗らないといけない時は、業者に頼んでタイヤ交換を依頼したほうが良いです。
近くの自動車修理工場でも対応してくれることはありますが、タイヤショップ以外では、タイヤ交換にかかる工賃が高くつく、もしくは駆けつけるまでに時間がかかるといった、様々なトラブルに巻き込まれることもあります。