NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

右コーナーへの苦手意識克服

右コーナーの苦手意識を持っている人は多い

今では男性だけでなく、女性のライダーも増えている時代です。

そのため、週末にロングドライブを楽しんでいる方も増えているのですが、ライダー人工が増えるに伴い、「右コーナーが苦手・・・」という男女が多いことも知られるようになってきました。
具体的な割合では、ライダーの約8割が右コーナーの苦手意識を持っています。

かなり多いように感じるかもしれませんが、日本の道路事情を考えると、自然と右コーナーの苦手意識が募っていくため、それほど特別な問題ではないのです。
どうして右コーナーの苦手意識を持ってしまうのかというと、前述の道路事情をもとにすると、右コーナーが見えづらく、場所によっては看板などが邪魔をする形で、右コーナーの苦手意識、恐怖心があおられやすいのです。

その他の原因では、「教習所で正しい右コーナーの克服方法を学んでいない」という原因があります。
教習所は運転免許証を発行するために必要な知識、実践技術を教えているだけなので、右コーナーに特化して学べる環境ではありません。

なので日本では、右コーナーの苦手意識を持っている男女が多いのです。
しかも国産バイクのアクセル、ブレーキレバー、ブレーキペダルはともに、右側に集中しているため、右コーナーの苦手意識が募ってしまうのでしょう。

関係性の薄い原因では、「左回りの習慣が影響している」という原因もあります。
日本人はトラック、野球ベースを走る際も左回りですし、左回りの文化が定着しているため、右コーナーに対する苦手意識が募ってしまう、このような考え方もあるのです。

ちょっとした工夫で対処できる

右コーナーの苦手意識を克服したい場合は、意識を変えるなどの努力が必要となります。

具体的にはグリップの持ち方を変えるようにしましょう。
グリップの奥をグッと持つ・・・のではなく、グリップを斜めに持つようにして、コーナリングを意識した操作を心がけるのです。

その他の克服方法では、「安心して曲がれる速度を追求する」のも効果的です。
そもそも右コーナーに対して苦手意識を持っていると、慌てて操作をすることが多くなるので、これでは右コーナーの苦手意識を克服することはできません。

つまり動作そのものが遅くなることを考慮して、余裕のある速度でゆっくりと曲がるようにすれば良いのです。
このような意識の持ち方で、右コーナーの苦手意識を克服することが可能になります。

そして、なるべく右コーナーの奥を見るようにしましょう。
風景を見る、右コーナーの出口付近を見る、これらの対応だけで余裕をもった対応が可能となり、苦手意識、緊張感に負けない心を保てるようになります。

すると安全な運転が可能となり、自身のライディングスキルにも自信が持てるのです。