理屈が伴うオカルトチューンは存在する
自動車、バイクの業界にもオカルトは存在し、摩訶不思議なチューンとされているものの多くは、徐々にオカルトチューンと言われるだけに留まらず、解析が進むようになってきました。
というのも、今では大手メーカーでさえもオカルトチューンを解析、利用する時代になっているからです。
有名な自動車、バイクのオカルトチューンでは、「添加剤を多く用いる」、「タンク内に対してチューンを行う」といったものが存在します。
添加剤については中古の自動車、バイクの性能が蘇るということで、今でも、「性能〇〇%アップの添加剤」は良く売られています。
タンク内に対してチューンを行うパーツというのは、燃費改善用のパーツのことで、オイルトリートメント効果など、本当に存在するのか・・・不思議な効果を発揮するものが多いのです。
これらは俗にいうオカルトチューンなのですが、オカルトチューン用のグッズ類を確認すると100種類以上も存在するので、今では定番のチューンさえも存在します。
ちなみに、大手メーカーのトヨタはオカルト商品を純正パーツとして用意しており、そのためオカルトチューンは馬鹿にできないものになりました。
例えば、アルミテープをカットしたものをボディに貼り付けるだけで、性能アップするというオカルトチューンもあります。
まさか・・・と思ってしまいますが、ステアリングコラムにアルミテープを貼るだけで、接地感、操舵感が良くなったという意見は多く、あながち効果が無いと言い切れるものでは無くなっているのです。
静電気除去によって性能が変わる
オカルトチューンの仕組みですが、今では静電気除去、静電気対策という形で情報が拡散されるようになりました。
つまりオカルトチューンとは、静電気除去チューンのことで、立派なチューンであることは明白なのです。
なぜ静電気除去、静電気対策のみでバイクの性能アップにつながるのかというと、静電気が発生することによって、エンジン性能、レスポンスなどが下がってしまうからです。
車体そのものに静電気対策が行われているわけではなく、そのため、バイク走行時には空気との摩擦で静電気が発生するようになります。
前述のアルミテープによる静電気除去についても、アルミテープであれば、多くの静電気除去をまとめて行えますし、テープなのでサイズアップをすることも難しくありません。
つまりオカルトチューンは、静電気除去として捉えると理に適うチューンになるのです。
今ではランドマスター社なども、オカルトチューンのテストを行っていますし、大手メーカーが認めるものになっているのも事実です。
そのためこれから先は、普及していく可能性の高いチューンとされています。