NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

ヤマハ「YZF-R7」が車体色を刷新

YZF-R7のカラーバリエーション

YZF-R7はヤマハの人気モデルの一つで、日本だけでなく世界中で高い評価を受けています。
多少の装備やカラーリングについては地域によって異なるところがありますが、2024年に日本市場における新しいカラーバリエーションを発表しました。
ヨーロッパモデルで採用されていたカラーリングを日本モデルに持ち込むなど、今までとはちょっと違う雰囲気のデザインに仕上がっています。

まず、今まで標準カラーとして設定されていたホワイトがなくなりました。
その代わりに、ニューカラーとしてマットグレーメタリック3が投入されています。
全体的にブラックに近い濃いグレーととなっていて、ツヤを押さえたマットな質感が力強さや無骨さを表現しています。
ロゴには流れるようなデザインが用いられていて、ブルーからレッドパープルへと変化する色使いがなされています。

もう一つはブルーで、スポーティーさがより強調されたデザインに仕上がっています。
上部をブルーで統一して、中間と下部にブラックを配しています。
これにより渋さとアグレッシブさが同居していて、ヤマハらしいレーシングバイクというイメージが強くなっています。
YZF-R7のロゴはカラーリングによってデザインも変わるのが特徴で、このブルーでは小さめの文字でブルーペイントに色を抜く形で設けられています。

そして、ブラックメタリックXというカラーリングもニューカラーとして登場しています。
ツヤのあるブラックで、いかにも戦闘力の高いバイクという印象を与えるものとなっています。
真ん中あたりに明るめのグレーを配していて、色合いに変化を付けています。
その帯となる部分にロゴも入っていて、シンプルにまとめられているのが印象的です。

YZF-R7の特徴と仕様

YZF-R7は、ヤマハが得意とするスーパースポーツスタイルのモデルです。
公道はもちろんのこと、サーキットでもその実力を発揮できる非常に性能の高い一台に仕上げられています。

その理由の一つは、レスポンスの高いエンジンにあります。
水冷4ストロークDOHC直列2気筒の688ccエンジンは、発進や加速時にすぐにスロットルに反応してくれます。
最高出力は73PS、最大トルクは67N/mとなっていて、あらゆる回転域でパワーを発揮します。

2つのカムを持つクラッチを採用していて、スムーズなギアチェンジとエンジンブレーキを感じられるのも特徴です。
クラッチレバーを握る時の荷重が従来モデルの3分の1となっていて、よりスムーズかつ負担の少ない操作ができるのがうれしいところです。
滑らかなエンジンブレーキを実現することで、走行時の安定感が増すのもメリットと言えるでしょう。