NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

XSR900&vinoが特別賞受賞

オートカラーアウォード2016はカラーデザインが特徴的

オートカラーアウォード2016にてヤマハXSR900とvinoデラックスが特別賞を受賞しました。
このオートカラーアウォードとは日本流行色協会が主催するもので、カラーデザインが優れた自動車を通じて、豊かな色彩文化を発信しています。

XSR900はマットグレーメタリック3、グレーイッシュブルーメタリック4の2台が。
VinoはダークグレーイッシュブルーメタリックA、マットダークブルーイッシュグレーメタリック2、パープリッシュレッドメタリック5、ブラックメタリックXの4台が表彰されました。

XSR900はレトロ感がある

XSR900はMTシリーズの人気機種であるMT-09の派生機種として登場したバイクで、MT-09よりも乗り幅が広く、懐の広いバイクとして人気があります。
MT-09と同じ水冷4ストロークDOHC 4バルブ並列3気筒845ccを、フレームも同型フレームを使用しています。
ライトとメーター回りに違いがあり、MT-09よりもクラシック感がありレトロ感を彷彿させます。

ですがヤマハにはSRという大ベストセラーが存在しており、クラシック感を出そうと思えばもっとだせたはずです。
機能やホイールベースなどは同じなのですが、セッティングを変え乗り心地を含めたライディングに関することが変わっています。
素直でありながら地面を掴むようなライディングが900ccという大排気量車で楽しめる。
コーナーリングのヤマハという言葉にふさわしいバイクなのです。

XSR900にはイエローを基調としたストロボカラーがあり、古いレースファンにはUSヤマハを彷彿とさせ、よりノスタルジーを感じさせています。
XSR900はクラシックを演出しながら最新の走りを堪能できるバイクなのです。
またXSR900はJIDAデザインミュージアムセレクションにも選定されており、デザインとカラー両方に優れたバイクだといえるでしょう。

Vinoは男女で楽しめる

Vinoは1997年に発売を開始した人気スクーターで、当初は2ストロークエンジンを搭載していました。
2004年に4ストロークエンジンに変わり、2007年には吸気系がフューエルインジェクションに変わりました。

息が長いモデルゆえに、規制の変化に伴い動力系統は変化してきました。
その長い歴史の中で、マイナーチェンジやモデルチェンジを繰り返していますが初代のコンセプトは崩れていません。
それほどまでに親しまれ、人気があるモデルなのです。
また2015年8月には日本において初となる電動スクーターのE-Vinoが発売されています。

発売された時代は国内のスクーターはスポーティなものが一般的でしたが、Vinoは丸みを帯びた女性を意識したファッショブルなデザインでした。
今回表彰された4台は、同じVinoでありながらカラーリングの違いだけで別のデザインと思えるほどに変化があり、それぞれに楽しめるものとなっています。
初代から続くおしゃれなスクーターですので、女性だけでなく男性にも楽しめるスタイルです。