4月に発売
スズキの新型ハヤブサが2021年4月7日に発売されました。
新型はこれまでのモデルと比較して、変更点がいろいろとあります。
その中でも見逃せないのが、シングルシートカウルのオプション設定です。
ハヤブサのシンボルといえるこのパーツは、これまで標準装備されていました。
これから新型モデルを購入しようと思っている人は、この部分に注意が必要です。
カラーリングはブラックやシルバー、ホワイトなどです。
シルバーはほかと比較すると1万1000円程度価格が上がるのでこちらも頭の中に入れておきましょう。
ハヤブサのカラーオーダープランとは?
新型ハヤブサの特徴として見逃せないのは、カラーオーダープランがある点です。
こちらは先ほど紹介したベースカラーにプラスアルファの色合いを加えられるものです。
カラーオーダープランを利用すれば、自分オリジナルのデザインにカスタマイズできます。
新型ハヤブサのカラーですが、こちらのプランを利用すれば18種類の中から選択できます。
カラーオーダープランで注文すれば、標準カラーから5万5000円追加料金がかかります。
パワーダウンでも…
新型モデルに搭載されているエンジンは1340ccと従来モデルと同じ設定になりました。
しかし最高出力は190馬力で、先代の197馬力よりも少しダウンしました。
ではスピードが出ないのかというと、決してそうではありません。
しかしトップスピードは299km/hで先代モデルと同じスペックです。
また最大トルクは先代と比較して、200回転低くなりました。
その結果、200メートルまでのタイムは前のモデルと比較して0.1秒短縮しました。
また100km/hまでの時間も0.2秒短縮されています。
つまり先代モデルと比較して、加速の立ち上がりがスムーズになりました。
さらに新型モデルは、中低速域にかなりの厚みを持たせています。
旧型のモデルは中低速域のトルクに穴がありました。
新型はその穴を見事リカバリーできています。
コンビネーションブレーキが追加
新型ハヤブサの特徴として、新たにコンビネーションブレーキが採用されました。
前後連動してブレーキが機能する仕組みです。
つまりフロントブレーキを握ったところで、後輪のブレーキも同時に作動する形になります。
より簡単にしっかりとしたブレーキングがかけられます。
何らかの事情で急ブレーキをかけるとしても、スムーズに反応できます。
しかも前後バランスよくブレーキがかかる仕組みになっているのも魅力の一つです。
よって挙動も安定した状態で停止できますから、転倒のリスクも低減できます。
ブレーキローターも大型化していますので、先代よりも放熱性に優れているのも特色の一つです。