NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

フルモデルチェンジしたホンダの「ゴールドウイング」

新型ゴールドウイングがかっこいい

2017年に行われた第45回東京モーターショーで話題になった、新型ゴールドウイング。
ホンダのブースでひときわ大盛況を見せていたのですが、とにかくかっこよくて、異質なオーラを放っていたのが印象的です。

元々ホンダのゴールドウイングは、1975年に発売され、ホンダのフラッグシップモデルとして進化を続けてきました。
元祖となる、GL1000では、水冷エンジンをホンダで初めて搭載し、キングオブモーターサイクルとして、伝説のマシンとなっています。

その後時代に合わせて様々な変貌を遂げ、GL1100、GL1200、GL1500、そして、GL1800と、とんでもないモンスターマシンが生み出されていきました。
勿論モンスターと言っても、さすがホンダ。
安定の技術力と運転のしやすい作りをしていて、長距離ツーリングにもばっちりの仕上がりになって居るのが特徴です。

そんなマシンですが、この新型ゴールドウイングは正に、17年ぶりのフルモデルチェンジ。
全面的に改革が行われた新型モデルとして、華々しくデビューを飾りました。

1にも2にも、やはり注目するべきはその快適性です。
エンジンは今までと同じで、水冷4ストOHC水平対向6気筒を利用し、4バルブ化、シリンダーピッチを詰めることで、小型軽量化に成功。
今までに比べてシャープになったにも関わらず、パワーはそのまま、圧倒的走りやすさをキープしているのが魅力です。

更に、ボアストロークを73㎜×73㎜のスクエアタイプに変更することで、最高出力を大幅に高めつつ、排気量は1cc微増という燃費の良さ。

ライディングモードも4種類搭載されて、それぞれのモードを駆使することで、シーンに合わせた快適な走りをすることができると言う優れものです。
DCTやABS、電子制御サスペンションにトラコンを統合制御することで、バイク初心者でも安心の乗心地の高さを作り上げたと言えるでしょう。

軽快なハンドリングに快適な乗心地、トータルバランスが非常に優れて居るのが、新型ゴールドウイングの魅力です。

トレンドを取り入れたデザインも良い

新型ゴールドウイングは、乗心地の良さだけではなく、デザインにトレンドを取り入れる事で、中高年層だけでは無く、若者層を取り入れる事も狙っているそう!
より若者層が食いつきやすい、シャープでクールなデザインを始め、排気音や鼓動感にもこだわることで、新たなユーザーにも注目されています。

確かに、今までのゴールドウイングに比べると、かなり見た目がシャープでクール。
今までのもかっこよかったけど、トレンドを取り入れたと聞くと、確かに納得の仕上がりです。

性能も高くてデザインもかっこいいって最強なんじゃないだろうか…。