NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

コラム・バイク駐輪機

バイク乗りにとって、いかにバイクを安全に駐輪させるかということはとても大事な問題です。自動車以上に盗難が容易なため、ちょっとした隙に盗難の被害に遭ってしまうこともありますし、転倒などによって傷を付けられてしまうこともあるからです。
そのため、いろいろなメーカーがバイク駐輪機の開発をしていて、より安全かつ簡単にバイクを駐輪できるシステムを作り出しています。

チェーンタイプの駐輪システムが主流

バイク駐輪機にはいくつかのタイプがありますが、チェーンを使ったタイプが一般的です。
チェーンのロックを外して、バイクの車輪部やハンドルに回した後、再びロックをするというものです。
このタイプだと、ポールを一本立てるだけで駐輪が可能になるので、省スペースですしコストもかからないので、気軽に設置できるというメリットから多くの駐輪場に設けられています。

料金システムはチェーンのロックを外したとき、もしくは再ロックした時からかかるようになり、分かりやすい設定なのもメリットとなっています。
コインパーキングのような感覚で利用できるので、街中にあるとバイク乗りにとってもうれしいシステムです。
簡単に利用できて安心を買えるというのが利点で、自動車を駐車するより随分割安に設定されているので、盗難の危険などを考慮すれば利用して決して損はないと言えるでしょう。

ポールタイプの駐輪システムもある

チェーンでロックするのがバイク駐輪機の主流ですが、中にはポールタイプのものもあります。
つまり、バイク一台が入るスペースを囲うようにしてポールが配置されていて、入り口部分だけが開閉可能になっています。
そのポールを下ろすとロックがかかり、バイクを持ち上げない限り出せないシステムです。

スペースを多めに取られるというデメリットがありますが、チェーンによってバイク本体に傷を付けないといった利点もあり、配慮を感じるシステムであると言えるでしょう。
また、スペースにバイクを入れてポールを下ろすだけですので、チェーンのように車輪などに回さなくても良いという簡便性もメリットの一つです。

ボックス付きのバイク駐輪機は使い勝手が良い

中には、バイクをロックするポール部分にボックスが設置されていて、物を保管できるようになっている駐輪機もあります。
ヘルメットや小さなバッグなどを保管しておけるので、とても便利なシステムです。

ただ、物を保管しているということが周りから分かってしまうので、若干気になるという方もいます。
ある程度、セキュリティー対応ができているところであれば、かなり重宝するシステムでしょう。
ヘルメットを収納できるスペースがないバイクも多いですし、持ち歩くのは面倒ですのでボックスに保管できるというのは助かります。