カラーチェンジがなされた
スズキはジクサーSF250の2021モデルを新たにラインナップしました。
従来モデルと異なる点として、カラーチェンジがなされました。
2021年のモデルは従来と比較して、少し男らしい表情にまとまりました。
押し出し感が強くなって、街中でも存在感が高まっています。
ベースはブラックで、この辺も男前感を強めています。
しかし一方でアクセントカラーとしてイエローを随所にあしらっています。
このためメリハリも利いていますし、スポーティなエッセンスも失われていません。
中にはトリトンブルーメタリックでないとジクサーSF250という感じがしないという人もいるでしょう。
2021モデルについても、このカラーリングは継続してラインナップされています。
パワフルで燃費もよい
ジクサーSF250の特徴として見逃せないのはエンジンです。
排気量249ccの単気筒エンジンです。
油冷システムを導入しているところは、スズキのバイクらしいです。
またSOCSという新しい冷却方法を採用している点にも注目です。
こちらはエンジンオイルを使って冷却するシステムです。
より効率よく冷却することに成功しました。
フリクション低減や軽量化なども図られています。
このため最高出力は26PSで力強い加速ができます。
一方で燃費も優れているので、経済的な走りも可能です。
フルカウルが印象的
ジクサーSF250のスタイリング面で無視できないのは、やはりフルカウルでしょう。
低く前傾姿勢なデザインは、いかにも疾走しそうなイメージを見る者に与えます。
さらに面構成にして大胆さも兼ね備えています。
その結果ボリュームでありながら流麗観も維持して、強烈な個性を発揮します。
グラブバーもカウルと一体化した感じに仕上がっています。
ほかにもヘッドライトにはLEDを採用し、リアフェンダーにはスイングアームマウントを導入しています。
ディテールにも機能性にこだわっているので、全体的にシャープでスポーティな仕上がりになりました。
実用性の高さにも注目
ジクサーSF250はデザイン性だけでなく、実用性にもこだわりが見られます。
例えば機器類はフルデジタル表示になり、視認性に優れています。
液晶メーターはギアポジションやオイルチェンジインジケーターなどさまざまな情報を一目で確認できます。
さらにスズキイージースタートシステムも導入されている点に注目です。
このシステムはエンジンを始動させるのにワンプッシュで済むのが特色です。
手軽に運転できるので、使い勝手もいいでしょう。
街乗りからツーリングまで、幅広い用途で利用できます。
1台で何役もこなせるので、ユーティリティに優れたオートバイといえます。