NORTH SPEED LOAD│バイクサーキット

コースタイム

サーキットで走行するなら、やはり普通ではできないスピードを出して見たいものです。
マシンの性能と自分の技術の追いつくところまで、限界のスピードで走行するとなんとも言えない爽快感がありますし、よりドライブ技術を向上させる機会ともなります。
また、自分の限界を知ることができ、一般道でも一層安全な走行ができるようになるというメリットもあります。

目標を持ってサーキット走行する

単にサーキットを流して走るだけでも楽しいものですが、どこまで行けるかに挑戦したり、自分のテクニックを磨くために工夫して走ってみたりすると、よりサーキット走行の魅力を味わうことができます。
そのためにも、目標を持って毎回の周回を行うというのが大事です。

その目標にはいろいろあり、コーナリングをスムーズに行うことや、スタートをより確実に決められるようにすることなどが挙げられます。
その中でも、コースタイムを縮めることを考えて行うというのは、とても良い目標でしょう。
というのも、コースタイムの短縮は総合的な技術向上の結果と言えますので、スタートからコーナリング、ストレートでの安定性など、全ての面に気を遣うようになるからです。

ですから、コースタイムという目標を持ってサーキット走行をすることは、自分の技術を上げる大きな助けとなって、サーキットに来る価値を高めてくれるのです。
また、同じ目標を持って走っている仲間と切磋琢磨することができ、仲間意識が高まるというのもうれしいポイントです。

少しずつタイムが縮まるうれしさを感じる

コースタイムを気にしてサーキット走行をしていると、毎回の周回を緊張感を持って行えます。
前回より1秒でも、コンマ1秒でも縮めてやろうという気持ちで走りますので、集中力が全然違います。
この独特の緊張感というのは、サーキット走行を実際にしてみないと味わえない感覚でもありますので、病みつきになってしまう方もいらっしゃいます。

そして、コースタイムの短縮を目標にして走っていると、回数を重ねる度に少しずつタイムが縮まっていくので、走る毎に喜びが増していきます。
たとえほんの少しだとしても、前回よりも速く走ることができればうれしいですし、もしタイムが落ちてしまったら、なんでだろうと反省することになり、常に充実した気持ちで走行できるのです。

もちろん、ある程度のレベルにまで技術やマシンチューニングが進んで行くと、停滞する時期が来ます。
そうした時も、仲間にアドバイスを求めたり、いろいろな資料を見たりしてよりコースタイムの短縮ができるように、精進を続けてけるので楽しみが長続きします。
仲間との情報交換やタイムの公開なども楽しい一時となることでしょう。